下田　翔

以前はアパレルで働いていました。自分の好きなことを仕事にできていたため、やりがいも大きかったのですが、10年・20年先の将来を考えたとき、具体的なキャリアプランのイメージを描けないことに気付き転職を検討するようになりました。そのような中でエンジニアという仕事に興味を持ったのは、今後何十年先も社会から必要とされる仕事であると思ったからです。実際に転職活動を行う際にポイントとしていたのは、未経験からでも活躍できるための教育内容が充実しているかということ。その点、エフ・エムは自分にとってぴったりの会社であり、未経験や文系出身の方々が多数活躍していることも入社への後押しとなりました。入社当初こそ前職とは全く異なる仕事内容に戸惑うこともありましたが、半年ほど経つ頃には仕事の内容を把握し、自分なりのやり方や楽しさを見出せるようになりました。

現在はシステムソリューション部に在籍をし、システム運用を担っています。新たに開発されたシステムはそれで完成するわけではありません。お客様のご要望に応える形として機能するのかを、実際に入力等を行いながら確認します。そして、不具合等があればその都度調整をし、より良いシステムの実現に向けて改善を繰り返していきます。今、仕事をするうえでモチベーションとなっているのが、同じ運用業務を担っている上司の存在。私と同様、未経験で入社をしたにもかかわらず、運用グループ全体から頼られる存在となっていて、自分もいつかこの人のように成長していきたいと見本にしている方です。その方は、東日本大震災の際にシステムのトラブルに対処した話を教えてくれて、運用ならではの社会的意義を知るきっかけも与えてくれました。社会で役立つことを10年・20年先もしていきたいという入社当時に抱いた初心を、これからも忘れずに頑張っていきたいです。

エフ・エム一番の魅力は、人の成長や可能性に期待をしてくれることではないでしょうか。今振り返ると、当時未経験だった私をよく採用したなと思うことがあります。とにかく挑戦してみたいという若者の意志を会社は汲み取ってくれた。ただ、実際に働き始めてみると意外に何とかなると言いますか、本人の意思次第で成長していける環境であることは間違いありません。周りの方々は新人に対して常に声を掛けてくれますし、新しい知識を吸収するための場も定期的に設けてくれます。人を一から育てていこうという風土が築かれているのは、未経験出身の技術者が多いエフ・エムならではなのかもしれません。そのため、求職者の方に何か一つを伝えるとすれば、もし少しでも興味を抱いている人は一度話を聞きに来てみて欲しいということです。向き不向きを頭の中で考えても仕方がないと思います。やってみたいという思いがあるのであれば、その気持ちを支援していけるだけの環境がエフ・エムには整っていますから。