アプリケーション技術者

篠原 良

1997年 キャリア入社

業務の“見える化”で、一人ひとりが活躍できるフィールドに。

充実した教育環境のおかげで、初心者からマネジャーに昇格しました。

以前は、建設、アパレル、不動産などIT技術とは直接関係のない業界で仕事をしていました。しかし転職を考え、より社会の役に立つ仕事がしたいと思っていたときに出会ったのが、エフ・エムでした。これからはIT技術が社会を変えていくことを知り、迷わず入社を志望しました。とはいえ全く畑違いの業界からの転職だったので、コンピュータに関する知識はありませんでしたが、入社後の研修やOJTが充実しているおかげで、基礎知識がしっかりと身につき、運用・保守のオペレーション業務からスタートすることができました。入社3年目から携わった木材建材業者向けのパッケージソフト開発では、建設や不動産業界で身につけた知識を活かせました。その後、社内での受託開発での実績が認められ、7年目からはリーダを務め、10年目からはマネジャーを任されています。

どんな知識や経験でも活かせる。それがシステム開発の魅力です。

私はこれまで20年間にわたり、数多くのシステム開発に携わってきました。なかでもターニングポイントとなったプロジェクトがあります。それは、大手コンビニチェーンの会計システム開発プロジェクトです。それまでエフ・エムの開発スタイルは、基本的にアプリケーション開発まででしたが、このプロジェクトでは、弊社内に専用の監視ルームを新たに設置し、運用・保守までサポートするパッケージとして受注しました。コンビニチェーンの場合、新規出店や新商品の投入が頻繁に行われるため、システムの改修も頻繁に行う必要があり、継続的なサポートが求められます。この前例のないプロジェクトは2年にもわたりましたが、クライアントのニーズにお応えできたことで厚い信頼関係を築くことができ、その後多数のシステム開発案件をご注文いただきました。また建築用資材メーカーの業務基幹システム開発では、前職で培った知識や経験から業務をイメージしやすかったため、満足度の高いシステムを納めることができました。改めてシステム開発の現場とは、過去どんな職種の経験でも活かすことができる、そう実感しています。

一つひとつの経験が、将来の自分を支える力になってくれます。

私が入社してからの20年で、エフ・エムでは開発技術だけでなく、働く環境面でも大きく進化しました。各工程の情報を集約してプロジェクト管理が綿密に行われるようになり、誰が何をどう進めているかを細かく把握できるようになりました。まだまだ継続的な改善の余地はありますが、こうした業務の“見える化”活動を推進することにより作業負担の偏りが軽減され、一人ひとりの社員がより働きやすい環境を維持しています。また、私のようにマネジャになると、品質の向上は当然として、いかに高い利益を生み出すかという考え方も求められるようになります。将来のマネジャ候補となる部下たちにも、その考え方を身につけてもらえるよう、指導に力を入れています。エンジニアとして経験を積みながら自分なりのスキームを作り、業務を効率化できるスキルを身につけていって欲しいと願っています。

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